2014年ももう時間で数えられるくらい残り少なくなってきました。
その2014年。
今年も12月に入りこの1年を表す漢字が流行語大賞とともに発表されました。
その漢字、「税」だそうですが・・・・・。
私はちょっと違うのではという印象を持っています。
今年にふさわしい漢字は「偽り?」、つまり、「偽」かなと思っているのです。
実は主催者も今年にはこの漢字がふさわしいと思っていたのかもしれません。が、かつて、この文字を「今年の漢字」に指定したことがあるので、再度選ぶことができなかったのではと推察しています。
それではなぜ私がこの文字を「今年の漢字」としてもう一度選ぼうとしているのか。
STAP細胞の発見は日本だけでなく、世界を驚かせました。
しかし、それがどうも存在しないらしいというニュースはそれ以上に世界を驚かせました。
聴覚障害者が作曲したという交響曲「ヒロシマ」はNHKなどマスコミの後押しもあり、多くの人々の感動を呼びました。
しかし、今年に入って、作曲者は障害者でもなんでもなく、しかも作品はゴーストライターによるものであることが発覚し、世間を落胆させました。
さらには、アベノミクス。
思ったほどの効果を上げることなく、解散総選挙という形でお茶を濁すこととなりました。
その総選挙、議員は戦後最低の投票率で選ばれたわけで、本当に国民の信任を得たものかどうかも疑わしいまま年を越しそうになりそうです。
そして、残されたのは期待したほど上がらなかった賃金と物価高でした。
そんなせいもあるのでしょうか。
振り込めさぎの被害額は天井知らずです。
そのほか、ロシアとウクライナの関係、韓国国内で起こっているいくつかの事件、中国の日本に対する対応、うがった見方をすれば、外国為替市場や株価さえ偽りの産物ではないのかと思えてくるような状況です。
それでは今年を象徴するようないくつもの出来事のすべてが意図した「偽り」かというとそうとは限りません。
もちろん振り込めさぎのように最初から人をだますつもりの「偽り」もあります。
しかし、STAP細胞の発見やアベノミクスの効果のように当初は大きな希望と期待を持って発表にいたったものの結果として人々を偽ることとなったものもあります。
それでは私たちが行っているはり灸。
これには偽りはないのでしょうか。
その話は、また、来年「偽りなく」お話しすることとして、最後に私が2015年を迎えるに当たり、こんなふうに願っていることをお伝えして今年の締めくくりにしたいと思います。
「またその年が終わるとき、『偽』という文字が年度を代表する漢字に再び三度ならないように」と。
それこそ今年の流行語大賞ではありませんが、それは、「ダメよ、ダメダメ」ですよ・・・・・・。